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2017年04月08日 [ニュース系]

公的年金の変化

4月に入りました。
入学式の時にきれいな桜を見ることができた方も
多かったのではないかと思います。

毎年4月は人的にも制度的にも変化の時期ですが、
そのうち、
公的年金の変わった部分・変わる予定の部分について書きたいと思います。

まず支払う保険料は
国民年金の保険料は230円上がり16,490円になります。
厚生年金は9月から0.2%上がる予定です。

受取れる額は
国民年金は月64,941円で67円減
厚生年金は標準世帯で月221,277円で227円減
となります。

支払う保険料は上がり、受取額は減ったわけですが、
公的年金の保険料は
2004年から毎年引き上げることが決まっていて
17年度がその最終年でした。

支給額は昨年、物価が下がった影響を受け、下がりました。

そもそも2004年に賃金や物価が延びても
そこから一定の調整率を差し引いた分しか年金額を増やさない
マクロ経済スライドが導入されました。
要するに物価の上昇してもそれと同じ分だけ年金額は上がらない
=実質的にはマイナスになる、ということです。

さらに2018年度からは物価が下がった時に実施できなかった分を
物価や賃金が十分上がった年にまとめて年金額を実質引き下げられるようにする
年金改革法が実施されます。

そして
今は物価より賃金の方が大きく下がっても
物価分だけしか支給額は下げないようになっていますが、
2021年度からは、賃金と同じ分だけ年金を下げることに決まっています。

このように保険料は上がる方向で、
受取れる年金額は実質的に下げる方向に進んでいるということです。

制度維持のためには必要なことだとは思いますが、
でも老後の生活に与える影響は大きいです。
ご存知のことだったとは思いますが、
年金は減る!と思って、
長く働き続ける準備をするか、
しっかりと貯めたり運用したりしていくことが大切です。


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