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2017年09月23日 [ニュース系]

基準地価から考える住宅購入

9月19日に残酷の基準地価が発表されました。
全体平均でみるとそれほど変わっていないですが、
二極化が進んでいるようです。
概ね都市部は上昇傾向、
都市部でも駅からバスのところだと下落傾向、
という状況のようです。

こんな話をすると家は買ったほうがいいのか、
という話に転じがちです。

確かに長い目でみれば、
不動産の価値は下落する可能性が高いかもしれません。
ご存知の通り人口が減るわけですから、
需要が減り、結果価値は下がるでしょう。
さらに人口減よりも不動産を購入する可能性が高い、
労働人口の減少のペースはもっと早いわけですから、
不動産の価値の減少のペースも早いかもしれません。

お気づきの方もいるかもしれませんが、
あえて「価格」ではなくて、
「価値」という言葉を使いました。

なぜなら価格は物価全体の影響を受けるので、
価値は下がっても価格は下がるとは限りません。

単純なたとえをすれば、
今、ある土地が2000万円が買えることができます。
全体の物価が2倍になったとき、
その土地は同じ土地は3000万円にしかならないということも
ありえるかもしれません。

そうすれば相対的な価値は下がっていますが、
価格自体は上がっている、
ということもありえる、ということです。

価値が下がる=価格が下がるとは限りません。
でも価値が下がる=価格が下がるということも十分ありえますから、
ここで何を言いたいか、というと、
どうなるか予測するかは不可能である、
ということです。

だからまず、何を考えるべきかは、
マイホームが欲しいか欲しくないか、
です。
欲しければ無理のない金額で購入すること、
これが一番大事な要素です。

周りの要素を考えることが無駄だ、とまでは言いませんが、
何よりも自分のタイミング、
自分の無理のない範囲を考えることが
大切だと思います。

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