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2015年12月06日 [ニュース系]
ジュニアNISA制度の注意点と用した方がいいと思う人
2016年から未成年を対象にした、少額投資非課税制度=ジュニアNISAが始まります。
口座開設は1月から取引は4月からできますが、
もう各金融機関で口座開設の予約という囲い込みが始まっています。
制度云々の前に、このジュニアNISAは大人のNISAと違い、
一度口座開設したら、他の金融機関に変更することはできません。
(2015年12月現在。今後変更できるようになる可能性はゼロではありません)
だから、金融機関の選定は非常に重要になってきます。
まだ予約の段階だから変更はできます。
よく考えずに口座開設した人はよく考えるようにしましょう。
(変更できないわけではなく、一度現金化して口座を廃止し変更はできますが、
その際に過去にさかのぼって課税されるという意味で変更できないということ)
基本的には大人のNISAと同じで、この口座で株や投資信託などに投資し、
売却益や配当を非課税で受け取ることができる制度です。
年間の投資額の上限が違い、大人の方は2016年からは120万円が上限ですが、
ジュニアNISAの方は80万円です。
繰り越しも可能ですが、最長5年なので、合計400万円まで、
このジュニアNISAの制度を使うことができます。
最大の特徴は払い出し制限です。
引き出せるのは原則、3月末次点で18歳になる年になってから。
要するに大学の入学資金に使えるということになります。
それまでに引出したら過去にさかのぼって課税されます。
よく18歳になるまで引き出せないという記述はありますが、
課税されるけど引き出すことはできるので、それではちょっと語弊があるような気がします。
もし20歳になっても残高があれば現行のNISAに移行します。
基本的には教育資金は投資に向かない。
なぜなら、教育費がかかる年は待ったなしで訪れるので、
元本割れしたていたら困るから、と言われます。
それは、同感である一方、
一般の金利変動がない学資保険のみで教育費を準備されている方は、
今の低金利でずっと固定されてしまっているので、
インフレ=物価上昇に対応できないものになってます。
だから一般の学資保険の弱点を補うものとして相性がいいものではないか、と思います。
ただ両方積立を行ったら大きな金額にはなりますから、
途中引出すことが望ましくないこの2つで積み立てるのは
現実的にはいかがなものか、とも思います。
私が考えるこの制度を利用すべき人は、
今教育費に使おうとするまとまったお金がある人、です。
まとまったお金があるとは使途が教育費と決めていれば数十万円からで構いません。
というのも、今預金でも学資保険等保険でも金利が低いので、
一括で払ってもあまり増えません。
まとまったお金での投資なので、保険としての機能もあまり必要としていません。
だからそのまとまったお金をジュニアNISAで何年かに分けて投資し、
その他これからのお金を貯めるor学資保険等にするのがよいのではないか、
と考えます。
また、大人のNISAの枠が余っている人が多数かと思いますので、
上記ジュニアNISAのところは、大人のNISAの枠が余っている人は、
大人のNISAに入れ替えて読んでいただいてもよいかと思います。
この他みなさんの状況に応じて、この制度を使った方がいいかどうか、
使うならどのくらいがいいか、などはさまざまだと思います
何かお悩みの点やわからないことがありましたらお気軽にご連絡くださいね!
FPへの相談は
横浜・川崎・東京・神奈川出張対応可のファイナンシャルプランナー
FCTGファイナンシャルプランナーズ 土屋 ごう
住宅購入・ライフプラン・保険・資産運用
口座開設は1月から取引は4月からできますが、
もう各金融機関で口座開設の予約という囲い込みが始まっています。
制度云々の前に、このジュニアNISAは大人のNISAと違い、
一度口座開設したら、他の金融機関に変更することはできません。
(2015年12月現在。今後変更できるようになる可能性はゼロではありません)
だから、金融機関の選定は非常に重要になってきます。
まだ予約の段階だから変更はできます。
よく考えずに口座開設した人はよく考えるようにしましょう。
(変更できないわけではなく、一度現金化して口座を廃止し変更はできますが、
その際に過去にさかのぼって課税されるという意味で変更できないということ)
基本的には大人のNISAと同じで、この口座で株や投資信託などに投資し、
売却益や配当を非課税で受け取ることができる制度です。
年間の投資額の上限が違い、大人の方は2016年からは120万円が上限ですが、
ジュニアNISAの方は80万円です。
繰り越しも可能ですが、最長5年なので、合計400万円まで、
このジュニアNISAの制度を使うことができます。
最大の特徴は払い出し制限です。
引き出せるのは原則、3月末次点で18歳になる年になってから。
要するに大学の入学資金に使えるということになります。
それまでに引出したら過去にさかのぼって課税されます。
よく18歳になるまで引き出せないという記述はありますが、
課税されるけど引き出すことはできるので、それではちょっと語弊があるような気がします。
もし20歳になっても残高があれば現行のNISAに移行します。
基本的には教育資金は投資に向かない。
なぜなら、教育費がかかる年は待ったなしで訪れるので、
元本割れしたていたら困るから、と言われます。
それは、同感である一方、
一般の金利変動がない学資保険のみで教育費を準備されている方は、
今の低金利でずっと固定されてしまっているので、
インフレ=物価上昇に対応できないものになってます。
だから一般の学資保険の弱点を補うものとして相性がいいものではないか、と思います。
ただ両方積立を行ったら大きな金額にはなりますから、
途中引出すことが望ましくないこの2つで積み立てるのは
現実的にはいかがなものか、とも思います。
私が考えるこの制度を利用すべき人は、
今教育費に使おうとするまとまったお金がある人、です。
まとまったお金があるとは使途が教育費と決めていれば数十万円からで構いません。
というのも、今預金でも学資保険等保険でも金利が低いので、
一括で払ってもあまり増えません。
まとまったお金での投資なので、保険としての機能もあまり必要としていません。
だからそのまとまったお金をジュニアNISAで何年かに分けて投資し、
その他これからのお金を貯めるor学資保険等にするのがよいのではないか、
と考えます。
また、大人のNISAの枠が余っている人が多数かと思いますので、
上記ジュニアNISAのところは、大人のNISAの枠が余っている人は、
大人のNISAに入れ替えて読んでいただいてもよいかと思います。
この他みなさんの状況に応じて、この制度を使った方がいいかどうか、
使うならどのくらいがいいか、などはさまざまだと思います
何かお悩みの点やわからないことがありましたらお気軽にご連絡くださいね!
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