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[ニュース系]

2018年10月27日

消費税増税と住宅購入

先日の新聞で、住宅ローン減税の期間が15年に延長となるかも、
という記事が出てきました。

以前から消費増税に合わせて住宅ローン減税の拡充を検討する、
と言われていました。
今の上限である、ローン残高4000万円の1%を
5000万円などに上げるという案もありますが、
そもそも住宅ローンは払った分以上の税金は戻ってきません。

また、借入残高以上にはなりませんから、
5000万円などの上下を上げても、
所得がある程度高いかつ、5000万円以上のローンを組む人しか
恩恵を受けることはないので、
15年案に落ち着くことになるでしょう。
もしくは1%1.5%になる等もあり得るかもしれません。

もし5年延長となった場合、
これによってどのくらいの差になるかですが、
4000万円を35年ローン金利1.5%だった場合は、
この5年間もローン残高の1%だとしたら
この延長によって
約135万円減税の恩恵を受けることができます。
最後の5年は0.5%だった場合には、
約67.5万円になります。
(あくまで概算です)

では消費税アップの影響はどのくらいなのでしょうか。
そもそも住宅のうち土地部分には消費税はかからないので、
影響はありません。
また中古住宅で、
売り主が個人の場合も消費税はかかりませんから、
影響はありません。
なので基本新築の一戸建てやマンションの建物部分に影響があります。

建物価格が2000万円だった場合は、2%の差なので40万円、
3000万円だったら、60万円の差になります。

ローン減税の恩恵を完全に受けられる前提ではありますが、
こう考えると損得はむしろ増税後の方が得の可能性もあります。

今回は住宅購入と消費税について書きましたが、
消費増税もきっかけの一つなのであって、
周りの雰囲気に流されてはいけません。

しっかりと自分のタイミングと価格を考えることが
大切だと考えます。

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