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[ニュース系]

2019年12月08日

パートの厚生年金が適用されやすくなる??

政府・与党は会社員が加入する厚生年金の
短時間労働者(パート等)へ
段階的に適用を拡大する調整に入ったそうです。

要するにパートの方でも
厚生年金に入りやすくする、ということですね。
いいか悪いかは後述します。

詳細ですが、
現在は
従業員501人以上、週20時間上の労働、賃金月8.8万円の
いわゆる106万円の壁が
大企業だけでなく中小企業にも適用されていくようです。
2022年に101人以上、24年に51人以上の会社と
段階的に広げていく予定だそうです。
まだ確定ではありませんが。

今までは社会保険の扶養だった人が、
厚生年金拡大になり、その厚生年金の保険料が
給与天引きされるので、
手取りが減る、という影響があります。

確かに今の収入の足しにしたくてパートをしているのに
手取りが減るのは問題ですよね。

しかし厚生年金は将来の年金の計算の基になりますから、
その支払い分は将来の自分の年金増につながります。

さらに、厚生年金保険料は会社と折半しているので、
個人の観点からに言えば自分が払った分以上を
支払っているということになります。
だから決して無駄とは言えないということになります。

会社の観点から言えば、
会社の負担が増えてしまうので、
それを考慮して一筋縄ではいっていない状況です。

と、いうことで、
このニュースは個人方にとって、
手取りが減るという意味では
ネガティブなことかもしれませんが、
一生涯で考えれば決してネガティブなことではない、
ということをご確認いただければと思います。


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