[ニュース系]
2020年09月20日
個人の資産運用(投資)はプロよりも有利な点がある!
普通に考えて、どんなことでも素人が専門家に勝つことは難しいです。
料理人の料理にはなかなか勝てないでしょうし、
ピアニストよりもうまくピアノを弾くことは難しいでしょう。
資産運用(投資)においても基本は同じでしょう。
どうしても経験は専門家よりも少ないでしょうし、
またそのことを考えている時間も専門家よりも少ないです。
この点からはやっぱり専門家有利ですよね。
でも資産運用(投資)においては専門家よりも一般個人の方が有利な点があります。
それは時間を有効活用できる点です。
運用専門家はすべてを自己資金で運用しているわけではなく、
なんらかの委託を受けて運用しているので、
どうしても期間を区切って評価されます。
決算があるのでまずはそれを一区切りとして考えなければならないですし、
結果が低迷していたら評価が下がり、交代させられるかもしれません。
だから短期的なことを一般個人よりも気にしなければいけないという点があります。
一方で一般個人は自己資金での運用です。
もちろん成果が低迷していれば不安にも思いますが、
でも他人の評価は受けませんから長い目で見ることができます。
(もちろん余裕資金での運用が大前提ですが)
長い目で見ることができれば、それは有利になる可能性が高いです。
将来のことはわかりませんが、
世界の株価は原則、世界の経済成長に連動します。
世界の経済成長は技術革新や人口増加によって起こるはずです。
資本主義社会は経済成長が前提なのでなんとか成長するように手を打って行くと思われます。(どうしても絶対はないので断言はできないですが)
でもずっと右肩上がりというわけではなく、上がったり下がったりを繰り返しながら、
上がっていくと思われます。
なので、途中下がることはあると思いますが、
保有し続ければ上がる可能性は高い、ということになります。
金融庁HPより抜粋
結果として、世界の株価などへの長期の投資の場合は、誰かが増えた分誰かが減るというゼロサムゲームではなく、
投資をしていた人全員がプラスということが起こるのです。
最初の話にもどれば、
長期の投資の場合は短期で評価されるよりも有利になる可能性も大いにあるので、
長期で見れる一般個人の方が有利なこともあるのですよ、
ということでした。
下がっている時期は不安になりますが、長期でみることを忘れないようにしましょう。
また積み立てをしている場合は下がっていることはラッキーとも言えます。
なぜなら下がっている時は安い時、安い時にはたくさんの量を変えている時期だからです。
積み立ての場合はこういう下がっている時期があるからこそ、
将来の利益の元になります。
一般個人の方はこのようにどんと構えて、腰を据えて投資をすることをお勧めします。
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