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[ニュース系]

2016年05月23日

マイナス金利の負の影響

最近は住宅ローン金利が下がっている等、
いいことばかり書いてきたので、
今回はみなさんにとって悪い影響の方を書きたいと思います。

当然金利が下がるので、
借りる方(=住宅ローン等)の金利も下がりますが、
預ける方(=預金等)の金利も下がります。

ご存知の通り、
大手行の預金金利は0.001%で、
100万円預けても1年間で金利は10円しかつきません。
ただもともと0.02%だったので、
100万円預けても1年間の金利は200円でした。
%だけで見ると大きく見えますが、
実際の影響はそんなに大きくないと思います。

同様にネット銀行や地銀などのネット支店で
0.2%など高めの金利がつくところがあります。
これでも100万円預けて2000円なので、
元本がもっと大きな人であれば別ですが、
それでもそんな大きな影響はないと考えます。
銀行を探す時間や手間、諸手続きの費用、
これからの管理のことなどを考えれば、
そこまで頑張る必要はないと思います。

それよりも、預金はそもそも増やすためのものではないと認識し、
「減らない」という当たり前のことを
メリットと感じた方がよいのかもしれません。

増やすものは投資、減らしては困るものは貯蓄と
分けて考えることが大切です。

あと持っている人は少ないかもしれませんが、
MMFという元本の安全性に配慮した投資信託が、
運用停止になります。
今口座に入っている人は、現金化されますし、
確定拠出年金でMMFをお持ちの方は、
所定の期限までに手続きし、もししなければ
自動的に預金かMMFに近い商品にお金が移ります。

また、マイナス金利が導入された当初は、
銀行が口座維持に対して手数料を徴収するかも、
と言われていましたが、今の所そのような動きはありません。
多分習慣的に難しいと思われます。

でももしこの手数料が徴収されるようになったら、
これが大きな影響かもしれません。

と、いうようなマイナスの影響もありますが、
住宅ローンの金利低下というプラスの面の方が、
今の所大きいと感じます。
今後も情報提供をしていければと思っております。


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