[ニュース系]

2016年06月12日

先月、確定拠出年金法の改正が成立しました。
これにより、今までは自営業者や企業年金がない会社印しか加入できなかったのが、
主婦や公務員、状況に応じて企業年金に入っている会社員も使えるようになります。

この確定拠出年金は、根本的には退職金＝老後のための積み立てです。
個人で加入する場合は金融機関を選び、
その中で選べる定期預金や投資信託などで運用していく制度です。

運用益が非課税というメリットはありますが、
何よりも出したお金全額が毎年の所得税・住民税の所得控除ができる、
というのが大きなメリットです。（掛金の上限あり）
要するにこれを使って積み立てれば、
出した金額×税率分税金が下がるということになります。
この点が生命保険料控除などよりも優れいている点です。
ただ、このメリットは所専業主婦では活かせません。

確定拠出年金の口座を開設する金融機関によって、
手数料や運用商品が違います。
より有利なところを選ぶ必要がありますが、
加入者が増えるということは金融機関にとってはビジネスチャンスです。
予想では商品ラインナップや手数料など、
今後変更してくる金融機関があるのではないか、と思っています。
この点は継続して確認していく必要があります。

変更を注視して、
より詳しい情報提供していきたいと思っております。


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