[ニュース系]
2016年06月27日
英のユーロ離脱と投資の考え方
みなさんご存じの通り、
イギリスのユーロ離脱に関する国民投票の結果、
ユーロ離脱への賛成票が反対票を上回る結果となりました。
まだ決定したわけではないですが、
ユーロ離脱が濃厚になったという状況です。
この影響と対処について簡単に考えてみたいと思います。
まず、決定した6月24日の日本の株価は大きく下がりました。
しかしパニックの要素が強く、
近いうちにある程度戻ると予想します。
しかし、世界の経済不安→安全資産である円に資金流入
→円高に振れる→円高の影響で企業業績が下がる→株価が下がる
という連鎖は起きるので、
特に不安が続くしばらくは価格は大きく動き安いと思われます。
ただ、実際に決まったわけではなく、
そして実行されるまでには早くとも2年、
一般的には5年くらいかかると言われています。
何よりも、イギリスとユーロ圏の貿易が全くなくなるとは想像しづらく、
何らかの経済協定作られると思います。
確かにイギリス経済への影響は大きいかもしれませんが、
本質的には、いつか安定していくと思われます。
そして今後は、スコットランドの分離独立や、
他国のユーロからの離脱など
政治的に不安定になる要因は増えて行くとは思います。
まとめると、株価や為替が大きく動きやすい状況が続きそうですが、
長期的には落ち着く、ということです。
よって、今投資信託等を保有している人は、
あわてる必要はない、ということが言えます。
特に積立をしている人は、毎月安く買えていて、
こういう時があるからこそ、プラスになりやすい、
という気持ちでいていただきたいと思います。
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