[ニュース系]
2016年08月07日
目的と手段をしっかりと考えて投資をしましょう。
先日の日経新聞にこんな記事がありました。
ある投資に関する調査の結果で、
抜粋すると
・投資時に想定する平均保有期間(持ち続ける期間)について
投資経験者が10年以上のベテランは3年以上
投資経験5年未満の人は3年未満が最多だった
→投資初心者は短期志向である
・投資の目的についてはベテラン、初心者ともに
7割以上が中長期の資産形成
・運用のスタイルは50%近くが安定運用なのに、
複数の資産へ投資するスタイルは25%しかない
こんな感じです。
要するに投資初心者について、
・中長期の投資を目指しているのに3年未満で売ろうとしていて、
・安定運用を目指しているのに分散していない。
要するに言っていることとやっていることが矛盾している、
ということになります。
中長期なら分散せずに株のみで保有しても値動きは大きいですが、
長期でみればそちらの方がよい可能性もあるわけで、
別に分散しないことが悪いこととは思わないですが、
大事なことは、安定運用を考えているのに、
分散をしなていなくさらに短期志向ということが問題です。
きっとそれで損をして、感覚的に投資を嫌になる人が多いのだと思います。
特に日本株だけに投資する人が多いので、よりその傾向が強くなります。
なぜなら日本株は過去最高の値段を更新していないからです。
これが米国などなら、経済成長を続け、株価も過去を更新しています。
これが日本人の投資嫌いの本質なのかな、と思っています。
要するに日本だけでなく世界に目を向ければ、
成長という形で資産が増えるということが言えます。
話を元に戻して、投資を考えるときには、
@しっかりとどのくらいリスクを取ろうか、
Aそのくらいのリスクならば、
どういう資産(日本や海外の株や債券など)の配分にしようか、
Bそしてその資産に当てはまる商品を選ぶ、
というステップで考えましょう。
要するに実際にどの商品を選ぶのかは、一番最後でよく、
増えるかどうかの結果はAの資産の配分によるところが一番大きいのです。
だからAをしっかり考えるようにしていただければと思っております。
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