[ニュース系]
2017年02月11日
国際分散投資をするということ
投資についてよく話をする機会がありますが、
最近よく思うことがあります。
でも本質的には、日本だけでなく世界に投資をするということは、
世界の経済成長にのっかる、ということだと思います。
日本にいると実感はわきませんが、
アメリカやドイツ、イギリスなどの先進国でも、
株価は上がったり下がったりを繰り返しながら、
長期的には右肩上がりです。
下の図は
先進国24か国新興国21か国の株価指数を組み合わせた
MSCIオールカントリーワールドインデックスと
日本の東証株価指数の
過去20年の成績のグラフです。
図 東証株価指数(TOPIX)とMSCIオールカントリーワールドインデックスの
過去20年の成績
図MSCIオールカントリーワールドインデックスの過去20年の年次リターン
絶対ということはできませんが、
またこれからも世界的には人口は増えていき、GDPも上がっていきます。
要するに経済成長をしていくわけですから、
それに伴って株価も上がっていくはずですから、
きっとこれからも上がったり下がったりしながら
上がっていくと思われます。
図 世界の人口とGDPの予測
日本では投資について、いいイメージをお持ちでない方も多いと思います。
2つの理由があげられると思います。
@日経平均やTOPIXがバブル期のピークを越えていないこと
A金融機関が分散しない、かつ短期での乗り換えの投資を勧めていたこと
の2つです。
@については、日本だけではなく海外に目を向ければそんなことないんですよ。
Aについては、投資ではなく投機的な取引をやっていたということなのです。
単純に考えれば日本だけではなく海外を投資の中心にすれば、
その成長にのっかるというわけになるのです。
だから実はそんなに深く考える必要はないのかもしれません。
日本の投資信託ランキングを見てみるとで売れているのは、
日本株だけのものやアメリカの不動産に投資をするとか、
ごく一部の地域のものです。
こういう売れ筋ではなく、
もっと本質的に考えられるようになれば、
もっと投資が身近になるのかもしれません。
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